コラム

2019年01月05日

プログラミングとは何か?

 

皆さまプログラミングとは何を示す言葉かご存知でしょうか?

 

現代では「コンピューターで開発する」という狭い意味で用いられていますが、

本来の意味にたち返れば、「プログラミング教育」への理解が深まるかもしれません。

 

「プログラミング」の語源について、ロングマン現代英英辞典では次のように紹介しています。

 

program : French programme, from Greek, from prographein “to write before”

 

また、他の権威ある辞書は

program : a plan or system under which action may be taken toward a goal (Merriam-Webster)

このように記述しています。

つまり、もとを辿れば「事前に書くこと」、すなわち「計画の立案」こそがプログラミングなのです。

さて、2020年に全国の小学校でプログラミング教育が導入されます。
この目的は、児童がコンピューターで開発できるようになること、ではありません。

プログラミング教育を推進する文科省は、目的の1つに「プログラミング的思考」の育成を掲げています。

プログラミング的思考 : 自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」

文部科学省 , 小学校プログラミング教育の手引(第二版)p13 , 2018


これは「計画の立案」能力に他なりません。それが職業にかかわらず、普遍的に必要な能力であることは容易に想像できます。

さらに驚くべきことに、「プログラミング的思考」の説明には、「コンピューター」という言葉は一切登場しないのです。このことからも、プログラミング教育が目指すのは技術開発といった具体物ではなく、抽象的な能力の育成であることがうかがえます。


ここから、プログラミング的思考について検討していきましょう。

実は、文科省の定義ではあることを前提にしています。それは、児童には意図する活動がある、すなわち「児童はやりたいことがあるはずだ」という期待です。

したがって、プログラミング的思考は2つのパートに分割できます。


 1.    実現したいこと(動機)がある

 2.    実現のために手順を考える

 

多くのプログラミングスクールでは、パート2の手順や組み合わせを考えることばかりが取り上げられているようです。
しかし、プログラミング的思考力を育むには動機は欠かせません。意図した活動、実現したい理想がなければ、それに近づくための思考も緩慢になるものです。その帰結として思考力が育たないのは望ましくありません。

つまり、子どもが楽しむことこそが、プログラミング教育のスタート地点なのです。

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