コラム

2022年02月12日

プログラミング教育とは①〜プログラミング教育必修化の背景〜

2020年、小学校でプログラミング教育が必修化になりました。
プログラミング教育は中学受験や就職活動にも影響があると言われ、お子様とプログラミング教育をどのように結びつければよいか悩まれている方も多いのではないかと思います。


なぜプログラミング教育は必修化されることになったのでしょうか。
今回はプログラミング教育が必修化された背景についてご紹介します。

・第四次産業革命


近年、情報化やグローバル化など社会的変化が、人間の予測を超えて進展しています。今後、ITやプログラミングの普及がより進むと、人工知能(AI)が様々な判断を行ったり、身近な物の働きがインターネットを経由して最適化されたりする時代である第四次産業革命が社会や生活を大きく変えると予測されています。

・マイケル・ボーンズ氏の予測


オックスフォード大学の准教授であるマイケル・オズボーン氏とカールベネディクト・フレイ博士の共同研究によって人工知能やロボット等で代替される確率を計算しました。その結果、10年〜20年後に、日本の労働人口の約49%が就いている職業において、自動化することが可能だと予測されています。
特別な知識やスキルが求められない職業やデータの分析や秩序的・体系的操作が求められる職業は人工知能で代替できる可能性が高い傾向になっています。しかし、芸術、歴史学・考古学、哲学・神学など抽象的な概念を整理・創出するための知識が要求される職業や他者との協調・他者の理解などが求められる職業は人工知能等での代替できる可能性が低いと考えられています。

また、先述した研究では、英国は35%、米国では47%が就いている職業において自動化することが可能だという結果になりました。英国が特に低い結果になったのは、英国ではプログラミング教育が初等教育から導入し、ハイレベルなIT人材の早期能力開発に力を入れているからではないかと思います。10年後、20年後、日本が世界と闘うためには、プログラミング教育に早いうちから取り組むことが重要です。

求められる力


何が起こるか予測できない社会の変化を前向きに受け止め、主体的に向き合うことが必要です。今後社会を生きていく上で、情報を適切に選択・活用して問題を解決する力が求められます。また、将来どのような職業に就くとしても、コンピュータ等を上手に活用することが求められるでしょう。そのような社会を生きていく子どもたちにとって、ITやプログラミングの仕組みを知ることはとても重要です。だからこそ、プログラミング教育は必修化されたのです。

最後に


新しい教育に飛び込んでいくことに不安を感じる方もいらっしゃると思いますが、従来の教育だけでなく、新しいプログラミング教育と組み合わせることでお子様の「技術」そのものではなく、「思考力」を育て、一緒に楽しみながら学んでいくことが大切だと思います。

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